top of page

林さん一家

林和弘さん 神奈川県出身 

弘一朗くん うきは市生まれ 礼子さん 東京都出身

 

2011年にうきは市に移住

 

お試しハウス「うきは百年邸」のすぐ近くの古民家に

お住まいです。

古民家カフェをオープンしました!

 

夫婦で東京の外資系の企業に務めていましたが、妻の希望もあって田舎暮らしを考え始めました。

 

新川・田篭地区への移住を決めたのは、

築160年を超えるこの古民家とこの地区の豊かな自然や棚田がつくる懐かしくて、心が和む景観ががとても気に入ったから。

 

当時は転勤で仙台に住んでいましたが、仙台から家を見に来てほぼ即決しました。妻は「初めて家が欲しいと思った」と言うほど気に入ったようです。

 

実はこちらに来てから、息子が生まれました。結婚して20年近くたち「子どもはいなくてもいいかな...」と思っていましたが、奇跡的に授かりました。妻も私も、ここでなら子育てしたいなと感じていました。

 

家を購入してから、福岡への転勤願いが受理されて、近隣に住んで少しずつリフォームなどをしていたのですが、2011年の東日本大震災をきっかけに、自分がやりたいことをやろうと思い、早期退職をしてこちらへの移住を決めました。「働き盛りの今、仕事を辞めなくても、もっと年をとってからでもいいのでは?」と言ってくれる友人もいましたが、この古民家でカフェをオープンしたいという気持ちもあり、動けるうちにと思って決めました。

 

幸い近くの姫治小学校に職を得て、妻はカフェを切り盛りしながら、二人で子育てに奮闘しています。

 

会社をやめる前とくらべると収入は減りましたが、こちらは物価も安く、野菜などは畑で自分たちでつくるなど、生活費があまりかからなくなったので、楽しく暮らせています。会社員時代は収入もある程度ありましたが、支出もかなりありました。しかも、週のうち4日間も出張に出ることもしばしばで、家でゆっくり過ごす時間はありませんでした。

今は、職場の小学校も家のすぐそばなので、子どもとたくさんの時間を過ごせますから、ほんとうに豊かな暮らしができていると思います。

 

私が勤める姫治小学校は、少人数できめ細やかに指導してくれるので、子どもたちが活き活きとしています。うちの子も、この小学校で学ばせたいと思っていますが、少子化の影響で、こうした地域の小学校は危機に瀕しているので、この現状をどうにかしていきたいですね。

 

私の住む分田地区は、お試しハウス「うきは百年邸」のすぐ近くですが、私たちをとても温かえてくれました。この土地で、一緒に子育てをできるようなお仲間がもっと増えてくれればいいなと思っています。

林さん一家

棚田と温かい人々に

惚れ込んで…。

 

仕事で、九州の都市圏や東京など便利な土地に暮らしましたが、仕事のための生活ではなく、地に足をつけた人間らしい暮らしをしたいと思い、50歳代から移住先を探し始めました。

 

九州各地に足を運んで移住先を探しましたが、今住んでいる新川を訪れた時、何百年もの間、人の手によって守られてきた棚田の美しさに惚れ込みました。

 

この土地に住んで、ここが本当の故郷のような愛着が持てるようになったのも、地域の有志でつくる棚田を守る会に誘ってもらったことがきっかけでした。田んぼの作業の後に、近くの樋口商店で、みんなでお酒を酌み交わし、いろいろなことを話すうちに、この土地や集落の人のために何かしたい、日本の原風景のようなこの土地を守りたいという気持ちがわいてきました。

 

棚田を守る活動は10年近くになり、公民館の主事や区長も務めさせてもらいました。子どもたちのために学童保育もつくることができました。今は、少子化によって集落の小学校の生徒が少なくなってしまっていることが心配で、田舎暮らしお試しハウス「うきは百年邸」やこのホームページでの情報発信などを地域の皆さんと一緒に始めました。ここは、古くからの山村集落で、助け合いの気持ちが残っている温かな土地です。外からの人を受け入れて、新しい事にチャレンジさせてくれる大らかさと優しさがあります。

 

実は、まだ前の住まいの福津市にも家があり、たまに訪れています。福岡の都市圏まで、1時間ほどで移動できるので、親戚や会社勤めの時の友人などにも気軽に遊びに来てもらえるのもこの土地の良いところ。もっと沢山の皆さんに訪れてもらいたいと思っています。

 

人が長い時間をかけて、自然と共生しながらつくりあげてきたこの土地の棚田は、田植えの終わった春も、青々とした葉が伸びる夏も、彼岸花が咲き乱れる晩夏、稲穂が黄金色に輝く秋、そして冬の雪景色。1年を通して、素晴らしい景観を見せてくれます。ぜひ、一度、足を運んでください。

米川更生さん

熊本県出身

自宅から見える棚田の風景

彼岸花の時期の姫治小学校

米川さん

棚田を守る会の仲間たちと

情報発信も!

bottom of page